『中学~高校時代付き合ってて一旦別れた西ロマが同じ会社で再会』
…なんていう激しく妄想乙。な話をSSにしてみました。
すみません、どうにも辛抱ならなくて、つい…。
出来心なんです。すいません。
あの、トマト投げるなら、優しくお願いします……。←
石は痛いので、投げないでください。
・西ロマパラレル
・ロマがずっとオトメン
・ラストあたり黒分(?)
・学生もリーマンも西ロマなら何でもオイシイ。
・安心の(ガッカリ残念)花景クオリティ駄文
以上一つでも駄目だーと思った方にはオススメできない仕上がりです。
特に最後のやつ。
おk、おk。大丈夫やで!っていう心の広い親分のみ続きからどぞー。
苦労の連続だった就職活動だったが、こんな俺でも漸く一つの会社から
採用の知らせをもらって、社会人としての一歩を踏み出した。
…と思ったんだが…どうやら、俺は神様に相当嫌われているらしい。
「では、これから貴方の上司のところに…――――――――。」
「ローデリヒ~~~っ!なぁなぁ、俺んとこに新人くるってどの子ー!?」
一通り仕事内容を説明してもらっているところで、突然やってきた
馬鹿みたいにデカい声の主は。
聞き覚えがありすぎる声の主は。
俺の上司だというその声の主は。
「俺が課長のアントーニョやで~♪気軽に『親分v』って呼んでくれてもえぇんやで!
…………って、あれ??…ロヴィー…?え、嘘、マジでロヴィーノなん!?」
俺の、昔の――――――――恋人だった。
“だった”……過去形。
だって、俺が言ったんだ。
『さよなら』って――――――――。
出会いは小学生の頃。
人見知りと捻くれた性格のせいで友だちのいなかった俺に、
初めて出来た…友達。
こんな俺なんかと一緒に居ても、楽しくもないはずなのに。
弟と一緒に遊べばいいのに。
そんな俺をいつも遊びに誘ってくれて、嬉しいのに
なかなか素直に言えなくて、頭突きしちゃっても最後には笑ってくれた。
一緒にいると嬉しい、楽しいって気持ち。
それがいつの間にか恋になってた。
叶うはずもない、恋だと思っていた。
そう思っていたのに、アントーニョは俺を好きだと言ったんだ。
俺は嬉しくて、でも素直に言えなくて、泣きながらメールをした。
電子文字で『俺も好き』の一言。
それから、友達から、恋人同士としての付き合いが始まった。
それが中学ん時だった。
初めての友達も、初めての恋も、初めての恋人も
初めてのキスも、初めてのセックスも、
全部、全部。
この、目の前の男だった。
「久しぶり、やんなぁ?元気しとった?」
……なんで、お前はそんな普通の顔してられんだよ。
…そーか。お前にとっちゃ、俺とのことなんか、もうどーでもいんだな。
ちくしょうが。
(フったの、俺だけど…でも、まだ、今も忘れられなくて、)
まだ、好きなのは、俺の方だけかよ…!
明るい声も、
見た目は悪くないはずなのに
微妙にネクタイの柄が変だったり、
笑いかける顔も、幾分か大人びたけど、
全然、変わってなくて。
畜生……いい男になんて、なってんじゃねーよ。
付き合ってる頃は、本当に幸せだったんだ。
だけど、どうしても拭えない不安もずっと抱えていた。
決定打となったのは、コイツと悪友どもの会話だった。
『はー、フェリシアーノちゃん可愛すぎるぜー。』
『そやねー。かわえぇな~。』
『…お前、何でロヴィーノと付き合ってんの?』
『何でって?』
『だってどう見てもお前の好みはフェリシアーノちゃんだろ~?』
『おやめ、プーちゃん』
『でもよー』
『…せやなー。なんでやろな?』
そうじゃないかと思ってた。
アントーニョはフェリシアーノも可愛がっていたから。
でも、じゃあなんで…――――――――。
(俺に好きって言ったんだよ…!)
アントーニョが家から遠い大学に通うことなったことをきっかけに、
俺はアントーニョに別れを告げた。
そうしないと、俺が辛くて耐えられなかったから。
(代わりでもいいから、なんてそんなの)
(無理だった)
「…――――――――気安く話かけんな!!
すいませんが、部署変えていただけませんか?」
「無理ですね。」
「だったら、やめ…」
「――――――――へぇ。随分冷たいやんかぁ。
そない嫌かぁ?…元恋人が上司なん。」
さっと血の気が引いた。
ちょっ、おま…っ!何、暴露してやが…っちぎいいぃぃいいい!!
「――――今度は、逃がす気ないからな?覚悟せぇや。」
誰、これ。
何これ。
え?え?
お前誰だよ…!?
前言撤回。
変わってないなんて、嘘だ。
だって昔のアントーニョは、こんな…こんな邪悪な顔で笑わない!!
これから俺、どうなるんだ!?
************************************************************************
続きは…忘れた頃にそっとやります…。(なんつって)
では、「幸せのありか」執筆に戻りますです。
ここんとこずっとこれを頭の中で妄想し続けていたので、やっと書けた。
はー…すっきりした。(´¬`) ←
あ、拍手ぽちぽちどうも有難うございます。(*´`*)