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親分、優勝おめっとおおおおおおお!!
わが事のように嬉しいです。きゃっほう!

そんなカンジで今日も楽しく妄想三昧です。
ひとり楽しすぎるぜー!!




学パロ西ロマ読みたい。

親分に恋する純情子分…イイ…!

ご本家マスカット親分かわゆす。はぁはぁ。

目線の先はロマがいるに違いない。という電波を受信。

マスカットは初恋の味(電波さらに受信)

そういえば、某漫画でマスカットキャンディなちゅーネタがあったのを思い出す。





そして、書き上げた2時間クオリティ駄文である。


・学パロで西ロマ
・親分2年でロマが1年
・親分がサッカー部
・ロマがやたら女々しい

いつものことですが、駄文ですのでご注意を。

+ + + + + + + + + +





うだるような暑さの中、グラウンドが見える校舎の影になっている
比較的涼やかな風の通るその場所は、ロヴィーノのお気に入りの場所だった。
授業が終わり、放課後になると部活に精をだす者で溢れている
そのグラウンドの一点から、ロヴィーノは、目を離さない。

視線の先では、今日もサッカー部が汗を流しながら、ボールを追いかけていた。
その中で、黒みがかった茶髪の少年が、太陽にも負けない力強いプレーで
ボールを見事ゴールさせて、飛び上がってガッツポーズなんぞしている。

(くそ…無駄にキラキラしてんじゃねー!)

悪態を吐きながらも、でも目はその少年だけを見つめていた。


じりじりと焼けるような暑さの中、太陽にも負けない笑顔に胸がきゅっとなった。
その眩しさに、目が眩む。

熱い、熱い、熱い。

アイツだけ、キラキラして見えるのも、
頬だけじゃない、全身の熱も
胸の痛みも、
全部、太陽と暑さのせいだと思ってしまいたい。


「ロヴィーノ~~~~っ!」

はっと我に返ると、熱い視線を注いでいた相手である
アントーニョが、ロヴィーノのところに走ってきた。
ドキリと一瞬心臓が跳ねた。

「なっなんだよこのやろ…。」
「なぁなぁ、さっきの俺のミラクルシュート見てくれた~???」
「あー?…見てねぇ。」
「えええっ嘘やん、ロヴィ俺めっちゃ頑張ったんやでぇええ!?」
「知らねーよ、お前のことなんか!俺は女テニ見るので忙しいんだよ!」

あぁ、また可愛げないことを言った…。
素直に『すげーじゃん』って言えればいいのに。

「ははっ…そうかー。暑い中ご苦労さんやなぁ。熱ない?ここ。」
「平気だぞ…てか、汗臭い!寄るなこのやろー!!」

近くにこられたら心臓の音さえ聞こえそうだから、なるべく距離をとりつつ、
鞄からコイツ専用のタオルを投げるように渡した。
専用というより、アントーニョが俺に貸したタオルを、洗って返したら
『ロヴィが持っといて~』と押し付けられたのだ。
以来、アントーニョのタオルをいつも鞄に入れておかねばならない事態になった。
俺はお前のマネージャーじゃねーぞ。

「あ、おおきに、ロヴィーノ。」
「もっと褒め称えろ、ちくしょうが。」
「あは、おおきに、流石ロヴィーノ!俺の可愛い後輩!」
「可愛いとか言うな、このハゲ!」

ただのリップサービスだと分かっているが、ドキンと心臓が跳ねた。

「ハゲてへんて~。なぁ、ロヴィー。俺あと30分くらいで帰れるで。」
「ふ、ふーん。」
「今日も一緒に帰ろな?」
「気が向いたらな。」
「ほな、また後でな!」

タオルを俺に被せて、ひらひら手を振りながら戻っていく、後姿。
…ちくしょう。

『一緒に帰ろ』

なんでもないことなのに、それが嬉しくてたまらない。
あの太陽みたいな笑顔、俺にだけ向けてくれたらいいのに。

「汗臭ぇんだよ、ばーか!!」

でも嫌じゃない。アントーニョの匂い。
包まれるような感覚に、何故か安堵して目を閉じた。
早くしないと、帰っちまうぞ…このやろー。




* * *




「おまたせ、帰ろーか。」

その声に顔を上げて、『遅い』と返した。
アントーニョは苦笑しながら、堪忍な、と手を合わせた。

空は夕焼けでトマトのように赤く染まっていた。
これなら、きっと頬の赤さを誤魔化せる。
でも歩く速度はなるべくゆっくり。
少しでも長く一緒にいたい。とか、女々しいこと考えてる自分に呆れた。
アントーニョは部活で疲れているだろうから、早く帰りたいだろうに。
それでも、俺に合わせてくれるのが、ちょっと嬉しい。

「あ、せや。ロヴィー。待たせていたお詫びに、あめちゃんあげるなぁ。」
「あめちゃんって…ガキかよ。」

つーか、別に待ってないし。
そう言いながらも、アントーニョがキャンディの入った袋を破って
俺に一粒渡してきたのを、受け取った。
その一粒を包装から取り出し、口に含んだ。

「マスカット味…。…つーか、お前そんなもん袋ごと持ち歩いてんのかよ。」
「ギルちゃんが買ってきたん、奪ってん。」

にしし、と悪戯っ子のように笑う。
ギルベルト…アントーニョの友達…だっけ?ご愁傷様だな。
アントーニョも同じように飴を口に含み、ふにゃりと笑った。

「んー…やっぱ疲れた後は甘いもんがえぇわ~。でもこれ、もっと甘ぁてもえぇな。」
「あほ。これ以上甘くしてどーすんだよ。」

甘いもんはとことん甘く!なとこ、どうかと思う。
適度に甘いのは好きだけどな。

他愛ない話をしながら、帰るこの時間が好きだ。
アントーニョと一緒にいると、楽しい。
だから、今はまだ、友達みたいな関係でもいいって。
そう、居心地のいい場所にいたくて。
言い出せない気持ちには、蓋をする。

このまま、一緒にいられたらいい。
でも、それっていつまでだろう。
いつまで、一緒にいられるんだろう。



「―――――マスカットはキスの味。」
「…は?」
「って、このキャンディの袋に書いてあるで。ほんまやろか?」

馬鹿か、キスがマスカットの味なんてするか。

そう返そうとして、顔を上げたら目の前に、アントーニョがいた。

「ためしてみる?」

何を?そう返そうとした言葉は、アントーニョの唇に吸い込まれた。
触れた唇は熱くて、とけそうだった。
触れて、触れて、離れたと思ったら今度は唇を舌で舐められて
ビックリして口を開けた隙に、するんと何かが口内に入ってきた。
かつん。口の中で何かが音を立てた。
あぁ、そうだ。飴だ。飴食べてた、から…。

「―っ!?」

何が起こってんだ?
え、え?
混乱しているうちに、ちゅっと音を立ててアントーニョが唇を離した。
口内に残ったのは、二つの飴の欠片。

「もうしてもうたー。ごめんなー?」
「ご、ごごごごごめんじゃねーだろ、ばかっあほ、何してんだっ!!」

言いながら、ポカポカとアントーニョの胸を叩いた。
あほ、ばか、ハゲ!俺の気もしらないで、何簡単に…っ!

「あてて、ごめ…!でも、マスカット味やったなぁ。」
「何がだよっ!!」
「キ、ス。」

言って、俺の唇を指で撫でた。
その仕草に、頬に一気に熱が集まった。

「あっあほちくしょおおおおお!!お前なんか嫌いだー!!」
「俺は大好きやで~?」


あぁ、ちくしょー。俺のファーストキスを返せ馬鹿。
責任とれよ、このやろー!!
ちぎいいいいいいいいいいい!!

***********************


マスカット親分に滾った結果が、これだよ…!
酷い駄文ですいません。



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西ロマ早く結婚しろ!が口癖。現在APHにドップリ嵌っています。ロマーノは俺の嫁。
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