新刊を出せるかどうか危うい感じなのですが、
自分に渇を入れるために少しサンプルとして上げてみます。
当日はこんな感じの学ヘタのような学パロ西ロマの本が出る…といいな。←
「幸せのありか(裏)」はちょっと間に合いそうにないので次に回すことにしました;;
待っていてくださった方がいたらすいません…。
ちょっといろいろバタバタしてたり、落ち込んでいたり、
毎度の如くスランプ(というとなんかおこがましい気がするのですが)だったりで
文章が思ったように書けなくて、…って言い訳がましいな。すいません。
こんな感じなので、自分の好きなもの、いいなーと思ったものを
詰め込んだ内容となっています。
いつも以上にフリーダムですが、それでも大丈夫な方は続きからどうぞー
自分に渇を入れるために少しサンプルとして上げてみます。
当日はこんな感じの学ヘタのような学パロ西ロマの本が出る…といいな。←
「幸せのありか(裏)」はちょっと間に合いそうにないので次に回すことにしました;;
待っていてくださった方がいたらすいません…。
ちょっといろいろバタバタしてたり、落ち込んでいたり、
毎度の如くスランプ(というとなんかおこがましい気がするのですが)だったりで
文章が思ったように書けなくて、…って言い訳がましいな。すいません。
こんな感じなので、自分の好きなもの、いいなーと思ったものを
詰め込んだ内容となっています。
いつも以上にフリーダムですが、それでも大丈夫な方は続きからどうぞー
+ + + + + + + + + +
「…っなんだよ」
「んーロヴィの髪サラサラやなぁ」
するすると指の間を通る感触を楽しんでいるアントーニョのペリドットの瞳は優しく
まるで慈しむかのようで途端に居た堪れなくなる。
毛先をくるりと指先で巻いて、解いて、また巻いて。
そんなふうにされては集中なんて出来ない。くそ、邪魔したいのかてめー!
「これえぇなぁ。親分もストパーあてようかなぁ」
「やめろ!変なパーマかけんなっつってんだろ」
「変とちゃうよー」
先程アントーニョの髪のことで新聞部である弟たちがやってきたのだが、
やっぱりガウディじゃなくて寝癖だったことを気にしているのだろうか。
「…お前、やっぱ気にしてんのかよ」
「ん?あぁ、ちゃうよー。これはもうえぇねん」
へらりと笑うアントーニョは本当に気にしていないようだ。
けれど、俺の髪を弄ぶのはやめないのはどういうことだ。
髪…髪なぁ…。
ちらっとアントーニョの髪を見て、俺はお前のその髪割と好きだ、と思った。
…寝癖だろうがなんだろうが、意外と柔らかなその髪の感触、嫌いじゃなくて――――――
などとまさか口に出来るはずもなく、『似合わないからやめとけ』としか言えなくて。
いつまで経っても素直になんてなれない。
伝えたいことの半分も伝えられないことが歯痒いのに、
どうにも羞恥が湧いて、喉の奥で留まってしまう。そして言い出せないままに積もっていくのだ。
どうにも息苦しくて唇を噛むと、うん、とアントーニョはにへらと締りのない顔で笑った。
「ロヴィは寝癖親分でもかっちょえぇって思ってくれとるみたいやし、えぇかな!」
「べ、別に格好いいとは言ってねーぞ」
「うん、でもそのまんまの俺が好きってことやんなぁ?愛を感じるわー」
「だっだから!そんなこと一言も言ってねー!!」
頬を赤くしながら睨むが、アントーニョは全く意に介さず分かっとるよ、と笑うのみ。
まるで口に出さずとも全部分かってるよ、と余裕たっぷりで腹が立った。メガネも癪に障る。
見透かされるみたいで嫌だ。
言わずとも伝わればいいのに、と思っていたけれど、やっぱりあまりいい気はしない。
「ちげーって言ってんだろーが!笑うなこのやろー!」
はいはい、かわえぇ子やね、と頭を撫でられた。畜生、全く聞いてねぇなこいつ!
くそ、このやろー!ちぎー!と癇癪を起こしかけたのだが、
アントーニョの指がくるんとした癖毛に触れて
何の前触れも無かったせいで酷く驚き、大げさに身体が跳ねた。
「ちぎっ、やめろ!それに触ん、な…っ!」
「なぁ、そういえば前から気になっとってんけど、ロヴィのこれってなんなん?」
くるくると無遠慮に指先で弄ばれて、そわりと身体を這う何かに甘
やかな吐息を零しそうになり、慌てて口元を手で押さえて耐えた。
「ちぎ、っやめろ、って…!」
「なぁ、ロヴィのこれは何か意味あるん?」
「ンっなの…お前にだけは絶対教えねぇ!」
今でさえ離せ、と訴えているのに『なぁ、これ何?なぁ、なぁ』なんて言いながら指で摘み、
くりくりと指先で弄んでくるのだ。
知られたら最後、何もなくとも弄り倒されるに決まっている。冗談じゃない。
--------------------------------------------------
同人誌の方では国名で書いてますが、一応検索避けのために人名に直してます。
5巻とバーズ連動の全サCDの内容にちょこっと触れてます。ほんとにちみっとね。
あとは宵越しのなんちゃらネタにも触れるかも。
今だ原稿中で果たして間に合うのか…わからんですが。←
エロというよりは糖度高め、読んでる人がこいつら恥ずかしいな!
と思ってくれるようないちゃいちゃな西ロマを目指してます(笑)
親分が黒分っぽかったり、ロマがいつも以上にオトメンかも。
メガ分とかジャージ萌えとかほんと好きなもの詰め込んでます。
「んーロヴィの髪サラサラやなぁ」
するすると指の間を通る感触を楽しんでいるアントーニョのペリドットの瞳は優しく
まるで慈しむかのようで途端に居た堪れなくなる。
毛先をくるりと指先で巻いて、解いて、また巻いて。
そんなふうにされては集中なんて出来ない。くそ、邪魔したいのかてめー!
「これえぇなぁ。親分もストパーあてようかなぁ」
「やめろ!変なパーマかけんなっつってんだろ」
「変とちゃうよー」
先程アントーニョの髪のことで新聞部である弟たちがやってきたのだが、
やっぱりガウディじゃなくて寝癖だったことを気にしているのだろうか。
「…お前、やっぱ気にしてんのかよ」
「ん?あぁ、ちゃうよー。これはもうえぇねん」
へらりと笑うアントーニョは本当に気にしていないようだ。
けれど、俺の髪を弄ぶのはやめないのはどういうことだ。
髪…髪なぁ…。
ちらっとアントーニョの髪を見て、俺はお前のその髪割と好きだ、と思った。
…寝癖だろうがなんだろうが、意外と柔らかなその髪の感触、嫌いじゃなくて――――――
などとまさか口に出来るはずもなく、『似合わないからやめとけ』としか言えなくて。
いつまで経っても素直になんてなれない。
伝えたいことの半分も伝えられないことが歯痒いのに、
どうにも羞恥が湧いて、喉の奥で留まってしまう。そして言い出せないままに積もっていくのだ。
どうにも息苦しくて唇を噛むと、うん、とアントーニョはにへらと締りのない顔で笑った。
「ロヴィは寝癖親分でもかっちょえぇって思ってくれとるみたいやし、えぇかな!」
「べ、別に格好いいとは言ってねーぞ」
「うん、でもそのまんまの俺が好きってことやんなぁ?愛を感じるわー」
「だっだから!そんなこと一言も言ってねー!!」
頬を赤くしながら睨むが、アントーニョは全く意に介さず分かっとるよ、と笑うのみ。
まるで口に出さずとも全部分かってるよ、と余裕たっぷりで腹が立った。メガネも癪に障る。
見透かされるみたいで嫌だ。
言わずとも伝わればいいのに、と思っていたけれど、やっぱりあまりいい気はしない。
「ちげーって言ってんだろーが!笑うなこのやろー!」
はいはい、かわえぇ子やね、と頭を撫でられた。畜生、全く聞いてねぇなこいつ!
くそ、このやろー!ちぎー!と癇癪を起こしかけたのだが、
アントーニョの指がくるんとした癖毛に触れて
何の前触れも無かったせいで酷く驚き、大げさに身体が跳ねた。
「ちぎっ、やめろ!それに触ん、な…っ!」
「なぁ、そういえば前から気になっとってんけど、ロヴィのこれってなんなん?」
くるくると無遠慮に指先で弄ばれて、そわりと身体を這う何かに甘
やかな吐息を零しそうになり、慌てて口元を手で押さえて耐えた。
「ちぎ、っやめろ、って…!」
「なぁ、ロヴィのこれは何か意味あるん?」
「ンっなの…お前にだけは絶対教えねぇ!」
今でさえ離せ、と訴えているのに『なぁ、これ何?なぁ、なぁ』なんて言いながら指で摘み、
くりくりと指先で弄んでくるのだ。
知られたら最後、何もなくとも弄り倒されるに決まっている。冗談じゃない。
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同人誌の方では国名で書いてますが、一応検索避けのために人名に直してます。
5巻とバーズ連動の全サCDの内容にちょこっと触れてます。ほんとにちみっとね。
あとは宵越しのなんちゃらネタにも触れるかも。
今だ原稿中で果たして間に合うのか…わからんですが。←
エロというよりは糖度高め、読んでる人がこいつら恥ずかしいな!
と思ってくれるようないちゃいちゃな西ロマを目指してます(笑)
親分が黒分っぽかったり、ロマがいつも以上にオトメンかも。
メガ分とかジャージ萌えとかほんと好きなもの詰め込んでます。
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西ロマ早く結婚しろ!が口癖。現在APHにドップリ嵌っています。ロマーノは俺の嫁。
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