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まとめその3「バーテンダー親分×海員ロマ」
この間ぼそぼそ言っていたのとはちょっと設定変わりましたww

+ + + + + + + + + +
前提として、ロマが海員になって初めて乗ることになった豪華客船で
初日からうっかり船酔いをして
でも何とか仕事こなしてたんだけど、
時間経つにつれてどんどん酷くなっていって
あーまずい。これ絶対まずい。どうしよう。
船乗りなのに船酔いとか絶対他のやつらに馬鹿にされる!
と思っていえなくて、でももう立ってるの辛いなぁ
とか顔色悪くしながら壁に手をついて歩いてたら
それみた親分が声をかけてくれるわけです。
「気分悪いん?大丈夫…やなさそうやな。医務室行こか?」
立ってるのも辛そうなロマを軽々負ぶって医務室へ連れて行って
上司へ連絡をしたりいろいろ世話を焼いてくれる親分に
それから徐々に懐いて今ではすっかり部屋を行き来する間柄。
…ここまで前提。

親分の働くバーで「女の子にフラレたー」と自棄酒するロマ。
「ほどほどにしときやぁ」という親分に構わず酒を追加しまくる。
で、案の定。泥酔状態のロマーノがカウンターに突っ伏しぼそりと呟く。
「はぁ…いつになったら俺の運命の子が現れるのかな…」
そう言ってぱったり寝入ってしまうロマ。
こんなところで寝たらあかんよーと声をかける親分。
しかし揺すっても叩いても起きないのはいつものこと。
「しゃーないなー」
苦笑しながらも優しい眼差しをロマーノに向ける親分。
休憩に入るついでに寝入っているロマーノを抱き上げて
自分の部屋のベッドで寝かせてから再びお店に戻る。

翌日目を覚ましたロマーノはそこが自室ではなく
親分の部屋だと気付いて安堵するも酷い二日酔いに再びベッドに臥すと
親分が仕事を終え部屋に戻ってきて二日酔いの薬を差し出してくれたり
軽い朝食を用意してくれたり、制服は昨夜のうちにクリーニングに出してくれてたいたり
親分というよりはお母さんのような親分。
ロマーノはそんな親分を兄的存在として慕っていた。
そして親分も弟のように可愛がってくれていると思っていた。

しかし、最近妙に気になることがあった。
朝目が覚めた時に唇に違和感を感じるときがある。
まるでキスをした時のようなじんと痺れるような感じに
何かの病気の前兆か?と一抹の不安を覚えたものの、
特に医者にかかるでもなく普通に過ごしていた。
その日もきっちり仕事をこなしたロマーノは
また親分のいるバーでお酒を呑んで、酔い潰れる。 
 また親分が「しゃーないなー」って笑いながら
自室のベッドにロマーノを寝かせる。
半分夢うつつの中親分の匂いのするシーツに
どこか安心感を覚えてそのまま眠りに落ちる寸前、
ふと顔に影が落ち、唇に柔らかく濡れた感触がした。
すぐに離れたそれに訝しく思い、目を開けると
親分が背を向けてドアを開けて出て行った。

「…今のって…」

唇に残る違和感。
キス、した?!今、アイツ俺にキスしやがった…!?何で!?
眠気も酔いも冷めて親分のキスの意味をぐるぐる考えて夜が明ける。

アイツ普段からスキンシップ激しい方だし、
魔が差しただけとか親が子にするおやすみのキスみたいなそんなんだよ!
きっと深い意味なんかない。
そうやって自分を納得させるも、なんか不に落ちない。
それから親分の一挙手一投足が妙に気になり、意識してしまう。
何だこれ。こんなん自分じゃない!そうだあいつのせいだ!
…あれ一回キリだよな?
ふと気になって親分を試すために酔った振りをして
またいつものように親分の部屋のベッドに寝かされた後、
眠った振りをするロマーノに親分がキスをして、
部屋を出て行こうとする親分に「何でキスした?」って聞いたら
親分は「嫌やった?もうせぇへんからごめんな」
誤魔化すようなあくまで大人の姿勢を崩さない親分に
何故か猛烈に怒りと悲しみが湧いてくる。
そういうことを聞きたいのではない。
親分が自分を好きだと言ってくれたなら、…。
なら?あれ?俺、もしかして…――――――ってロマ漸く自覚。

で、親分に会うのを意識的に避けるようになる。
親分と喧嘩でもしたのか?って周りに言われる。
同じ海員の弟に打ち明けて親分に告白する決心をする。

久しぶりに親分のいるバーに顔を出す。
いつもの笑顔で迎えられて安堵しながら、
もうちょっと何か変化があるかと期待してしまっていたことに
気がついて落ち込む。
話があるから親分の仕事が終わるまで待つ。
そういうロマに明日仕事あるやろ?
話今度やったらあかんの?ってまるで突き放すような言葉に
ちょっとだけ傷つきながら今日じゃないとだめだと言って
親分の仕事が終わるのを待って
いつものように親分のお部屋に。

寝ている俺にキスをしたのはなんで?
ちゃんと理由を聞かせろ。
そういい募るロマを親分はのらりくらりと答えをはぐらかす。
痺れを切らしたロマが親分の胸倉掴んで強引にキスをして
「お前がキスなんかするから、俺の心の中お前でいっぱいで苦しい。
俺のことこんなにしといて、今更逃げるのは許さない!!
責任とって最後まで面倒みやがれこのやろー!!」
「…ロマーノ…でもお前、女の子好きやん?運命の相手探してるんやなかったん?」
「好きだよ。自分でもなんでって思う。でも…キスする相手はお前がいい」
運命の出会いってヤツはとっくに会っていたんだ。
近くにありすぎて気がつかなかっただけで。
「俺は最初からロマが運命の相手やったらえぇなぁ思っとったよ」
ロマの特別が欲しくて、優しくして、めちゃくちゃ甘やかして。
ロマの前ではいい大人で、格好いいと思われたくてそういうふうに振舞っていた。
誰にも渡したくないから、ロマ本人に見えない位置ギリギリに
キスマークをつけて牽制しまくっていた。
親分はずるい大人だといいと思います。
そこらへんのずるさもひっくるめてロマは「好き」って言えばいい。

両思いになったらやっぱり周りが呆れるぐらいバカップルになるんだよ。
だって西ロマだからね。
いつものようにバーカウンターでいちゃいちゃしてるといい。
本人達は自覚ないけどくっつく前も相当バカップルだったことを
周りに指摘されればいいです。
どっちもお互いしか見えてません。
そんなバーテン親分×海員ロマください。(`・ω・´)

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自己紹介:
西ロマ早く結婚しろ!が口癖。現在APHにドップリ嵌っています。ロマーノは俺の嫁。
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