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船内のホールでやっている舞台の役者親分(主演かそれ相応の役柄)が
仲間と舞台終わった後に船内にあるとあるバール(親分お気に入り)で
ご飯を食べようと入ったんだけど、
親分が頼んだものだけ違うものがテーブルに届く。
軽めのリゾットに解熱剤と水。
訝しがる仲間に親分は思わず厨房を見た。
涼しい顔で働くロマーノに「何で分かったんやろ…?」て首を傾げる。
そう、親分は今日、体調を崩していた。
けれど、仲間にも誰一人気付かれず無事に舞台を終えたのに
まともに話したこともないのにロマーノだけがそれを気付いていた。
不思議に思ったものの、大人しくリゾットを食べて薬を飲んで
直ぐに部屋に戻って休んだ。
翌日、すっかり体調の良くなった親分は再びバールを訪れた。
休憩に入ったロマーノを捕まえて、
「俺、アントーニョ。きみの名前は?なぁ、何で昨日俺が体調悪いん気付いたん?」
何で?どうして?と質問攻めにあるロマーノさん。
鬱陶しがりながら実は時間が合えば親分の舞台をみていたことを白状して、
昨日はちょっと様子がおかしかった。顔もちょっと赤かったし、声も…って。
そこまで細かいところに気付くくらい、見てくれていたことに感動する親分。
ロマはじいちゃんとの思い出があるこの船が好きで、
なんでもいいからこの船に乗りたかった。…みたいな設定。
「この船でひでぇ舞台しやがったら許せないだけ」
っていいながらも、熱下がったからって安心するなよ。
海の上は冷えるから、夜中まで酒飲んでないでほどほどにしてしっかり休めよ。
心配してくれるロマーノが嬉しくて、元々お気に入りだったバールに
更にしょっちゅう通うようになる親分。
そしてロマーノを毎回口説いていればいい。
たまにロマの休憩の間本読みに付き合ってもらったらいいと思う。
展望デッキとか船内の人口公園とかで潮風感じる場所で、
親分はただ単に本読むだけじゃなくてしっかり
身振り手振りで演技をする。ロマは棒読み(笑)
で、ラブシーンの練習とかで親分に両手を握られて愛を囁かれ、
思わずドキドキしちゃうロマ。
(あれ?でもこんなの台本にねーぞ?)
と思いながら親分の演技に引き込まれていく。
親分は練習にかこつけてロマを本気で口説いているのだけど、ロマは
いや、これは演技。演技だ。と言い聞かせてた。
そしたら親分の顔が近づいてきて…――――――
がっつりちゅーされてロマは思わず親分にビンタして
持ち前の逃げ足の速さで脱兎の如く逃げ出す。
そんなに嫌だったのかーってしょげる親分。
それからロマは気まずさから親分を避けるようになって、
親分は更に落ち込む。
ロマは聞きたいことも言いたいこともあるけど、
どうしたらいいのか分からない。
そうしているうちにとうとう目的地到着目前になる。
親分は舞台最終日のチケットをロマに届けてもらうように
バールの他の店員に頼むと、舞台へ上がった。
一方それを受け取ったロマは迷いながらも仲間に背を押されて
受け取ったチケットで舞台を見て、親分の演技に感動するロマ。
で、舞台終わって出てくる親分を楽屋前で待っていたロマ。
いつも練習に付き合ってもらっていた船のデッキで
親分はキスをしたことは謝らない、俺はロマが好きや!
って言ってロマを泣かせればいい。
「泣くほどいやなん…!?」
「ちげーよ畜生!…俺でいいのかよ…」
「ロマがえぇの」
その後はまた同じ船でロマはバールで働きながら
親分はまた仲間と一緒に舞台で活躍して、
そのあとロマのお店でロマーノを注文すればいいと思います。
もしくは親分の舞台を影からこっそり見守るロマに、
親分が笑顔で愛を叫べばいいと思います。
…っていう海上西ロマンスが読みたry…
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西ロマ早く結婚しろ!が口癖。現在APHにドップリ嵌っています。ロマーノは俺の嫁。
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