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妄想まとめその4「謎の乗客親分×歌姫ロマ」



…あぁ、だからね?
私は歌姫設定大好きなんだよっ!!!!!!!
またかよって言われるの分かってるけど、やめられない。
はまりたての頃図書館で借りて読んだあの話が今だ忘れられないんだ…
もうあの強烈な印象を拭い去ることは出来ないんだと悟った今日この頃

+ + + + + + + + + +

前提として
伊兄弟は男だけど「歌姫”姉妹”」として歌手活動をしていて、
その歌声を聴いたものは幸せになれるという噂がある。
今回、とある豪華客船内にあるコンサートホールで
航海中毎日昼と夜の2回、歌声を披露している。
…ここまで前提。


初日の夜の公演中、ロマは何か視線を感じてその方向へ目を向ける。
もちろん、公演中だから客が自分に注目しているのは分かるが、
その視線はどこかそれとは違うような気ががした。
じっくりと熱の篭った視線の主は薄暗い客席の中で
キラキラと輝く綺麗なみどりの色をしていて、目が合うと
その瞳がふと細まり、口元に微笑が浮かぶ。
直後、どういうわけかロマーノは雷に打たれたような衝撃を感じた。
かっと全身が熱くなって思い切り不自然なくらいあからさまに目を逸らした。
動揺を抱えたまま、何とか公演を終える。
その後弟やスタッフたちとの食事を断り、
衣装を着たまま一人で展望デッキに出る。
さっきのは何だったんだ?と真っ黒な海を見つめぼんやり考えていたところに
HEY!君かわいいねーボクとお茶しなーい?的なお決まりのナンパをされて
 素気無く断るも、しつこく言い寄られて辟易していたところに親分登場。
「俺のツレになんか用?」とにっこり笑いながらロマーノの腰を引き寄せ
そっと耳打ちで合わせるように言う。
 ロマはあの時の客だと気がついて動揺していたので思わず素直に
親分に身を預ける。
ナンパ男が去ると、我に返ったロマが親分の手を振り払う。
何故か猛烈に怒りを感じて
「助けてくれなんて頼んでない」
何だか気に入らない、と感じるロマ。
そんなロマにもめげない親分。
「キミ、『歌姫姉妹』の赤の歌姫さんやろ?さっきの公演聴いててん!
めっちゃえぇ歌声やったなぁ。聴いたら幸せになれるってほんまやな!
俺、今めっちゃえぇ気分やもん」
にっこにこと下心も計算もないその笑顔に毒気を抜かれるロマ。
その笑顔に先程の熱の孕んだ強い眼差しはなくて
本当に同一人物かどうか訝しがる。
「なぁ、良かったら食事でも、どう?」
「男と二人でメシ食う趣味はねぇ!!」
突っぱねるも、上手く丸め込まれてご飯を食べて、
久しぶりに楽しく食事が出来た。
そのレストランの一角で歌姫姉妹の話題に花を咲かせる人たちの声が
聞こえてきて、ロマは俯いた。
「幸せになれる、か…俺の歌にそんな力ねぇよ…」
もし聴いただけで幸せになれるとしたなら、
それは弟の歌だろう。アイツはホンモノだから。俺と違って。
実力の差が拭えないのにいつまでも二人ワンセットにされていては
弟とて迷惑だろう。といいつつ、本音はロマーノの方が限界だった。
しかし、辞められない理由があった。
それは契約の際のことだ。
育ててくれていたじいさんが亡くなったあと孤児になった二人を引き取ったのが
歌姫姉妹の所属する事務所の社長だった。
社長は弟の方に才能を感じてその道に進ませようと
育てていたのだが、いざデビューさせようとすると
弟が拒否をしたのだ。
それではなんのために二人を引き取ったのか分からない。
社長は弟にどうしたら歌手になってくれるのかと聞くと
 「にいちゃんも一緒なら」と言ったのだ。
当然ロマーノは嫌だと言った。
散々弟の才能を見せ付けられたのに、並んで一緒になど唄えない。
しかし、社長には既に役立たず認定されていたロマーノには
抗う術などなかった。 
 …契約の際にも弟は兄が辞める時は自分も辞めると明言し
そう契約書に書かせてしまったのだ。
自分がやめるとなると弟もやめることになる。
だから社長は嫌でも歌い続けることをロマーノに強いていた。
「確かにあの子の歌声は天使の歌声のようやけど、
でも、俺はロマの歌声、すきやで?」
ずっと聴いていたいくらいだ。
目を細め、微笑まれるとロマーノは居た堪れなくなる。
どくどくと痛いくらいに激しい動悸。
この一件からロマは徐々に親分に好意を寄せる。
しかし、名前以外のことは何も知らないので
聞こうとするとのらりくらりとかわされて、ますます謎を深める。
数日後昼の公演が終わってフリーの時間にロマは親分を探して
船の中を歩いていたら、弟と親しげに話している親分を見つけ、
近づくことも出来ずにその場を気付かれないように逃げ出した。
どこかであぁやっぱりと思いながら、ショックを隠せないロマーノは
やっぱり親分に対して恋をしていると自覚するも、
親分は弟のほうが好きなのかもと思って絶望する。
その日の夜の公演で酷い失敗をして、それを見ていた社長が怒り、
人気のない場所でロマを犯す。
躾と称して散々されていた行為は今までなら諦め、耐えたが
親分への恋心から抵抗するも、無駄に終わる。
こんな自分だから、きっと親分も離れてしまったんだと
涙を流した時、
「血の繋がりのない養子とはいえ自分の子に性的暴行は犯罪とちゃいます?」
現場を押さえた親分に、社長は誰だと言いかけて
親分の顔を見てさっと血の気がひく。
親分はそんな社長は放置でロマに自分の上着をかけると抱き上げた。
「今後一切この子に手出したら…――――――分かるよな?」
にーっこり笑顔をむけ、顔面蒼白でうろたえる社長に背を向けて
ロマーノを自分の泊まっている部屋に連れて帰る。
この船内で一番いい部屋、ロイヤルスイートルーム。
一体何者だよと思いながらどんな顔をしたらいいのか分からず
戸惑うロマーノを気遣う親分は先に風呂に入れてやる。
その間に親分はどこかに電話をかける。
出てきたロマーノはあんなところを見られたのが居た堪れず、
部屋を出ようとするが、それを親分は無理にベッドに寝かしつけ
「もう大丈夫やで」と頭をなでる。
親分の優しい声に涙腺崩壊したロマは親分に縋って、泣き疲れて眠りに落ちる。

翌日にはどういうわけか社長は姿を消して、
事務所と「歌姫姉妹」の契約は破棄されていた。
親分は一体何者なんだと驚くロマに「今は内緒な」と返される。
弟は以前から興味のあったデザインの道に進むことを聞かされ、
親分はロマに「これで自由になったけど、ロマはどうする?」
そう尋ねる親分に「お前と一緒にいたい」好きだと告げる。
親分はそんなロマを抱き締め、キスをしてなし崩し的に抱いて
目的地到着して船を下りる際、ロマが本当に自分でいいなら
この場所に来て欲しいとどこかの住所を書いた紙を手渡した。

受け取った紙に書かれた住所を訪ねると、
そこはあの豪華客船を所有している会社(手広く事業を展開する大会社)で、
恐る恐る足を踏み入れ受付嬢に名前を告げると
社長室へと通され、更に驚く。
なんと、親分はその会社の社長だったのだ。
そりゃこんなでかい会社の社長に睨まれたらビビッて逃げるわな、と
ロマは妙に納得する。
親分は本当にロマが来てくれるかどうか不安だったので
来てくれてよかったとロマを抱きしめる。で。
「ロマ、初めてお前の歌声を聴いた時から好きやった。
気軽に話せるようになって、もっと知りたくなってん。
他の男に渡したくない、もう手離せん。愛してる」
そのときの親分の綺麗なみどりの瞳に、
あぁ、自分も初めてこの目を見た時から好きになっていたんだと
親分の腕の中で目を閉じる。

  
で、社長親分の専属歌姫ロマ話に続く…っと。(続きません)







ほんと私歌姫設定大好きなんです。すいませんwwwwwwwwww

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西ロマ早く結婚しろ!が口癖。現在APHにドップリ嵌っています。ロマーノは俺の嫁。
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