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ツイッタでご本家様のもてもてス.ペ.イ.ンネタを見ていていつも思うんだが
「男同士で結婚できるようになったよぉー!」を
なんで一番にロマに言ってあげないんだ

ロマって実は親分に対してのみ心広いよね。だって私なら三番手扱いで
結婚しようとか言われても「フザけんな!死ね!!」って
鳩尾に一発ぶち込むくらいしてやるぞ
なのに一発ぶち込むどころか「最低限三食昼寝とパスタ付き」…天使か。
天使ですね…

そしてなんで「三食昼寝とパスタ付き」が親分の中で断られたっぽくなってるのか
もしかして三食昼寝も出来ないくらいド貧乏なの?wド貧乏のくせに
結婚しようとしてたんですか?親分…愛じゃ腹は膨れないのよ…

というツイートしてて、ほんとなんで西ロマ結婚しなかったの…
親分空気読んでくれよと久々にイラっとしたのでカッとなって妄想しまくって
で、行き着いたのがこれである。(どーん)

ほんとはロマがOKしたの分かってたんじゃないの?
でもあえて空気読めないフリしたんじゃないの?
親分のくせにロマじゃ不満なんか。そう…不満なのか。へーそーふーん…
幸せになろうなーとか言ってたのに、なんなの??
まるで結婚詐欺師ですね。いざOKされたら引くってどういうことなの??
とムカムカしたのでそうだ、もう詐欺師親分妄想しよう!
てな感じで妄想始めたら映画見てるみたいで結構楽しかった(脳内が)



+ + + + + + + + + +

結婚詐欺師な親分が詐欺バレして逃げてる最中にとあるお店の裏口の傍の
ゴミ箱の影に身を潜めてちょっとだけ休憩してたら
人が近づいてくる気配がして身構えたら
数年前に詐欺った相手、ロマーノさんがおっきい買い物袋抱えて立っていて…
予期せぬ再会にあ、これヤバイ!逃げな!!と親分が慌てて立ち去ろうとするのを
ロマはけろっとした顔でまるで学生時代の友人に会ったような気安さで
お店の中に入るよう促されてランチをご馳走になって
騙してお金取ったの覚えてないの?怒ってないの?困惑する親分
そして彼の作る料理や食後に出されたコーヒーが昔と変わらないことに
懐かしさを感じる。
行くところないならここに暫く居てもいい。
とかいうロマーノに更に困惑する親分。
それでも今あまり外を出歩くとヤバイかなというのもあって
暫く厄介になることに。
そうして真意の読めないかつて騙した相手…ロマとの奇妙な共同生活が始まる…

お店の二階がロマの生活スペースになっていて
ご飯ご馳走になったあとはお風呂借りたりして
何だかえらく親切なロマに訝しく思いながらも
久しぶりにゆったりと落ち着いてシャワーを浴びてお店に顔だすと
夜の開店前の仕込みしてるロマが疲れてるならベッド使ってもいい
というのであり難く使わせてもらったりして
部屋とかベッドとかそこはかとなく香るロマーノの匂いが
どういうわけか安心できてその日はぐっすりと眠り込む親分。

翌日目覚めるとやっぱりロマは既に起きていて朝食を作ってくれて
どうしてここまで優しくできるのかやっぱり分からない親分。
「もう直ぐ弟来るから一階の店には顔出すなよ」
(イタちゃんは画家でお昼時の忙しい時だけお店の手伝いに来てる)
アイツ、お前のことすげー怒ってるから。
次会ったら絶対射殺するって銃持ち歩いてるぞ。
とかけらけら笑いながら話すロマにうわーお…と顔青ざめさせる親分ww
「ろ、ロマは怒ってへんの…?」
「はぁ?怒ってるに決まってんだろ」
でも、と言いかけて口を噤むロマにん?と首を傾げる親分。
「…まだ女の子騙して金取ってんのか」
「…騙される方が悪いんや。好きとか愛してるだの言われただけで
その気になる単純なところは可愛いけどな」
「そりゃ言われて悪い気しねーからな。…相変わらず最低野郎だな」
最低、と詰る横顔は穏やかで怒っているといいながら
どうしてそんな顔が出来るのか、ますます分からない親分。
「せやなぁ、俺もそう思うわ」
二階に戻っていく親分の背中に呟くロマ
「怒ってる…ぞ、これでもな」
けれど、親分にとっては不本意かもしれないが
自分の元に帰って来てくれたことが奇跡で、
そして親分が今でも誰にも本気で恋してないことにほっとしてるロマ。
「おはよー兄ちゃん!今日も頑張ろうねー…あれ?兄ちゃんいいことあった?」
「なんもねーよ!!」

ロマのベッドの上でごろごろしてたらやっぱりいつの間にか寝ていて
丁度昼時になって目を覚ました親分はこっそりお店を覗くと
7つのカウンター席と4人がけのテーブル席が3つあるだけの
小さなお店だが昼時は全ての席が埋まっていて外にも数人待っている
様子からしてそこそこ繁盛していることを知る。
お洒落で可愛らしい雰囲気のカフェだからか、
女性客が多く、フェリシアーノが笑顔で接客して、
ロマーノも厨房で忙しそうにしていた。
二人とも忙しそうなのにどこか楽しそうで、
その光景が眩しく映り、二階に舞い戻る。
一体自分は何をしているのかとそう思い目を閉じた。

(過去回想)そもそも自分がこんなことをしているのは
昔結婚まで考えていた恋人に突然別れを切り出されて
すぐに彼女は自分よりも遥かに収入のある実業家にプロポーズされ、
それを受け入れたらしいことを知って、なんや結局金か。
せやな、金やな。愛情なんか金の前には何の意味もないんや。
そう悟った親分はそれからあの手この手でお金持ちの娘を
騙して金を出させて持ち逃げするということを繰り返していた。
そんな時に親分は金持ちのよく通うバーとかで
カモを漁っていたところで一人で呑んでるロマーノさんに目をとめる。
バーの薄明かりでも分かる端正な顔立ち、
仕立てのいいスーツに金の匂いを嗅ぎ付けた親分は
オトモダチになっていろいろ奢ってもらおうとゲスい考えの下、近づいた。
最初は邪険にされたけれど、話しているうちに
二人ともトマトが好物で料理も好きなことを知って意気投合。
何度かバーで会って話す内に気が合うし、
何となくお互い一緒にいて居心地の良さを感じて戸惑う。
そのうち親分はロマの部屋に入り浸り
一緒に料理したり飲み明かしたりして次第にロマといることが楽しいと感じ始める。
そんな時にロマに弟の作品が展示されている美術館に誘われた(デートww)
画家として成功している弟に比べて何もない自分に劣等感を感じている
というロマに、親分は何を言っているんだ、と。
「俺、ロマの淹れてくれるコーヒーめっちゃ好き」
空気読まない発言にロマは眉を顰める
「ロマの作るトマトのパスタも絶品やん、俺ロマのパスタが
今まで食べた中で一番美味いと思ったで」
そこでキスをして「毎日食べられたら幸せやろな」
そう言って笑う親分に、ロマは恋に落ちるんですね、わかります。

以来恋人になった二人は数ヵ月後結婚の準備を始める。
親分はまんまと手の中に転げ落ちてきたじいさんの遺産持ちの別嬪さん、
ロマーノさんにあぁ、この子も簡単に騙されてほんまちょろい。
とかゲスいことを思ってたんだけど、
ほんとに料理は美味しいからそこだけはオシイなーとか思ってる。
(ちなみにキスは何度もしてるけど、身体の関係は今のところない設定)
ひとつのベッドで眠りながらロマが小さく「ありがと、な」と口にする。
今まで弟のことがコンプレックスになってて
自分のこともあまり好きになれなかったけど、
こんな自分でもいいって言ってくれる親分に「だから、感謝してる」
と言うロマに胸がきゅっとなるのを感じてなんや今の。とか思いながら
自分は感謝される資格もない。
ロマを騙していることに流石に少し良心が痛んだ。
この子と一緒にいたら今までの自分のしてきたことが
ただの詐欺であることに焦りを覚える。
早く離れた方がいいと思ってロマを騙して結婚式の費用を持ち逃げする親分

目が覚めたら夜で、ディナー営業も終わったお店に顔を出すと
ロマは明日の仕込みをしていて、その姿に何故か胸がぎゅっとなった。
騙して金を取られた男をほいほい部屋にあげて、
しかも衣食住の面倒を見るなんて馬鹿としか言いようがない。
さっさと警察にでも突き出せばいいのに、
どうしてそこまで優しくできるのか。全く理解できない。
けれど、ロマの部屋に居るととても居心地の良さを感じて
ほっと気が抜けている自分自身も全く分からない。
その姿をみているだけで自然と頬が綻ぶような。
かつて裏切られた恋人にも感じたことのない感情。
親分に気付いたロマがなんだ起きたのか。まかないだけど食うか?って
余ったパンにマリネや焼いた肉を挟んだものと
お店で出してるミネストローネを出される。
余った食材で作ったとは思えぬそれをあり難く頂きながら
やっぱりあんなふうに傷つけてしかも金を奪われた相手に
今も傍で笑って今日はこんなことがあったと話すロマに
「何で笑ってくれるん?俺ロマのことめっちゃ騙したやん。
お金も取ったし、せやのになんで…怒っとる言うけど、
ほんなん全然怒ってへんやろ!もっと恨んだらえぇやん、
憎んだらえぇやん…なんで、」
そっちの方がずっと楽だ。
恨んだり憎んだりしてくれたら俺は笑って「騙されたほうが悪い」
そう笑えるのに、全く笑えない。
「もしかして、これがロマの復讐なん?」
ロマを見てるとずっと胸が痛くて苦しい。
そう訴える親分にずっと黙って聞いてたロマは
「だから、怒ってるって言ってんだろ。
あの金はじじいが俺のために残してくれたもんだから
そこはじじいに悪いと思ったけど。でも…お前まだひとりだろ。
本気で誰かを好きになってねーなら…ざまぁみろだ」
「…ほっといてんかー!なんやの、ほんなら自分は一人とちゃうんか?!
自分かて独り身のくせに勝ったような顔すんなや!」
「残念だったな。今は一人じゃねーし、…幸せだからな」(ドヤ顔)
そこでロマに実は恋人がいるのではないかと勘違いして
ショックを隠しきれない親分。
文字通り落ち込む親分に笑い出すロマ。
食後のコーヒーを出しながら「お前がいるからな」ってぼそっというロマ。
ばっちり聞こえた親分はロマが親分がいるから独りじゃない、
幸せだって言ってのけたことに涙する。
飲んだコーヒーはあの頃と本当に変わらず美味しくて。
「なぁ、お前あの時…俺にプロポーズした時、なんて言ったか覚えてるか?」
「「俺のために毎朝この美味しいコーヒー淹れてくれへん?」」
覚えてた親分に驚きながらすぐに笑って
「俺がこの店始めたきっかけ、それなんだぞ」
何にもないと思っていじけてた自分にくれた親分の言葉が
今の自分を創っている。
お前にとっては騙すための言葉だったかもしれないけど、
「だから俺にとっては嘘でもほんとでもどっちでもいい」
お前が言ってくれたってことは少なくとも俺の中では真実だ。
そう言ったロマのドヤ顔にあぁもうこの子ほんまイヤや。
(惚れてまうやろ!!!!!!!)
思えば昔から感じていたような内から溢れ出す気持ちが
愛しさだと気付いてもう押さえきれない親分
忘れていた情熱フルパワーでロマを抱き締めて
更に抱き抱えてベッドへGOしてうにゃうにゃ。

しでかしたことを後悔して、この子の傍にいたいと強く願う。
そして一から出直す決意をする…

ここまで妄想して突然イカ墨パスタ、弟様が乱入してきて
血みどろの惨劇になったので妄想途切れたwwwwww
弟様ぱねぇ!!!!強い!!!最強!!!!!!

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